2024年8月3日土曜日


東京都 JR国立駅からすぐの旧国立駅舎にて、5年連続となる「私の八月十五日パネル展」を実施します。終戦の日の記憶を、文と絵、本人の朗読音声肉声で伝えるパネル展です。

8/11(日)8/17(土)   平日 10-19時/土日祝日 9-19時

今年は、幅広い年代の方の、さまざまな場所での証言を聞いていただきたく、スペースの許すかぎりの約20名の方の証言をパネル化しました。 昭和20年終戦の日、33歳の日野原重明さんは、東京・聖路加病院で医師として働いていました。25歳の兵士・金子兜太さんは、トラック島で餓死に直面していました・・・ 

※一部、ご代読の方、文章のみで朗読音声なしでの展示の方がいらっしゃいます。

終戦を20歳以上で迎えた方の証言 

・日野原重明さん(内科医/当時33歳/東京)

・吉沢久子さん(生活評論家/当時27歳/東京)

・やなせたかしさん(漫画家/当時26歳/中国上海近郊・泗渓鎮

・金子兜太さん(俳人/当時25歳/太平洋・トラック島)

・横地清さん(数学者/当時23歳/愛知県)

・木下としおさん(漫画家/当時22歳/東京)

・池田武邦(建築家/当時21歳/広島県)

・大中恩さん(作曲家/当時21歳/神奈川県)

・小島八重子さん(画家/当時20歳/山形県)


終戦を10代で迎えた方の証言

・水木しげるさん(漫画家/当時19歳/パプアニューギニア)

・松居直さん(児童文学者/当時18歳/京都府)

・花村えい子さん(漫画家/当時14歳/埼玉県)

・黒柳徹子さん(女優/当時12歳/青森県)

・十代都喜子さん・葛野都司子さん(双子の姉妹/当時12歳/大阪府)

・藤田信子さん(当時10歳/フィリピン・ミンダナオ島)


終戦を9歳以下で迎えた方の証言

・さいとう・たかをさん(漫画家/9歳/中国東北部・旧満州)

・北村総一朗さん(俳優/当時9歳/高知県)

・田村セツコさん(イラストレーター/当時7歳/栃木県)

・ちばてつやさん(漫画家/当時6歳/中国東北部・旧満州)

・小山賢太郎さん(漫画家/当時6歳/神奈川県)

・志茂田影樹さん(作家/当時5歳/東京)

・那須正幹さん(児童文学作家/当時3歳/広島県)


今年は、子どもたちが世界の「平和と公正」の実現を願って描いたポスターも展示いたします。(併催:「SDGs全国子どもポスターコンクール受賞作品展)

終戦の日を挟む1週間での開催です。